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【追加シートの使い方】
RASの製品配合ファイルには、レシピ、製品規格書、栄養計算、コスト、商品情報の各シートが含まれており、一つのファイルで、製品のほとんどの情報がみられるように設計されています。しかし、各ユーザー様においては、それぞれの会社に固有の情報やシートをお使いのところも少なくないと思われます。
例えば、商品外装の写真を載せたい、固有の商品概要書を作成したい、詳細なコスト計算シートを一緒にしたい、等々ニーズは多いと思います。
こうした情報も製品配合ファイルと一緒に保存することができれば、されに業務の効率と情報整理に役立つはずです。こうしたニーズにお応えするための機能として、RASシステムでは、製品配合ファイルにシートを追加できる機能があります。
以下に追加シートの使い方について、手順を説明します。
1.追加しようとするシートを作成する
まず、RASは開始市内状態で、追加するシートを作成します。
シートの作成は、エクセルのブック内であれば、どのようなブックでもかまいません。作成したエクセルブックは、管理者用のパソコンの任意の場所に保存してください。ただし、作成した保存した場所と、追加しようとするシートのシート名はしっかりと記憶または記録しておいてください。
※追加しようとするシートがすでに作成されている場合には、RAS用に特に加工する必要はなく、そのまま使用できます。
2.追加しようとするシート名をRASに登録する
メニュー画面から「設定・台帳作成」ボタンから「設定画面」に進み、「追加シート名の登録・修正」ボタンをクリックします。追加シート名を記入するフォームが表示されますので、1.で作成したシート名を記入欄に入力してください。10シートまで追加できます。
必要な数だけシート名の記入が終わったら、「登録」ボタンをクリックすれば、登録は完了です。再度メニュー画面に戻ってください。
※追加してあるシートが不要になった場合には、この登録画面で、シート名を消去して登録ボタンを押せば、登録が抹消されます。
3.追加するシートをRASに読み込む
メニュー画面から、「製品配合の入力・規格書の作成・情報編集」のボタンをクリックして、配合入力画面に進みます。すると、これまでは、何も表示されていなかった画面右上の部分に、「<新しく追加したシート名>を読み込んでください」というボタンが現れているはずです。ここで、このボタンをクリックすると、ファイルの選択画面が表示されます。
この選択画面で、さきほど1.で作成したシートが含まれているエクセルファイルを選択してください。選択したエクセルブックの中に含まれている追加シート(だけ)を、RASに読み込んできます。
この作業が終了すると、「<新しく追加したシート名>を読み込んでください」のボタンがあったところに、追加シート名のみが表示されたボタンが現れます。このボタンをクリックすると、追加のシートへ画面が切り替わります。
以上が登録の簡単な手順ですが、実際やってみるとそれほど難しくはないので、是非活用してみてください。
なお、一度登録されたシートは、次回RASを始める時には、自動的に読み込んだ状態でRASが立ち上がりますので、登録は1回だけで以降の作業は発生しません。