Site Network: Home | RAS magazine | RAS_system | Company

RAS page





【原料規格書をRASに導入するには】
原料の納入業者から原料規格書のファイルをもらったら、まず、RAS_check を用いて、記入されている項目に問題はないか、調べてみましょう。OKであれば、次にこのファイルを、RASに取り込みます。原料規格書の取り込みには、次の3つの方法があります。

1.原料規格書のファイルを直接、RASのデータが保存されているフォルダにコピーする方法
通常、RASのシステムは、Cドライブ - RAS(バージョン3.10以前では、Cドライブの Program Files - TSKpartners - RAS )のフォルダ内にあります。このRASのフォルダ内に「原料規格書」というフォルダがありますので、そのフォルダの中に直接コピーをするやり方です。
※このやり方は、台帳への登録はできませんので、別途台帳作成を実施する必要があります。台帳作成は、以下の2通りで行えます。
(ⅰ)メニュー画面から「設定・台帳作成」ボタンを選択肢、「設定」画面で「資材台帳の作成」を選択する
(ⅱ)資材台帳の右欄にあるデータ部分の「原料規格書ファイル」と書かれた右のセルをダブルクリックすると、原料規格書ファイルの選択画面が表示されます。画面の指示に従い、台帳への登録を行ってください。(以下の2.参照)

2.「資材台帳」画面から登録する
資材台帳の(フォーム)画面では、各原料の内容が画面右側に表示されています。この中に「原料規格書ファイル」を表示される水色のセルがあります。このセルをダブルクリックすると、ファイルを選択するフォームが表示されます。ここで、登録したい原料規格書ファイルを選択すると、その原料規格書に記載されているコードが既に台帳内に存在するかどうかを示すコメントが表示された後に、原料の内容が画面上に表示されます。この原料規格書を資材台帳に登録するには、「追加・修正」のボタンをクリックしてください。
この方法では、原料規格書の記載内容を確認してから登録するかどうかを決められます。

3.「新しい原料規格書の登録」ボタンを使用する

メニュー画面から「設定・台帳作成」ボタンを押し、「設定」画面から「新しい原料規格書の登録」ボタンを選択します。
画面の指示に従っていけば、RASのフォルダ内の「原料規格書」フォルダに、新しい原料規格書は保存されます。また台帳への登録も一連の作業の中で自動的に行われます。

3の「新しい原料規格書の登録」ボタンを使用するやり方は、RASバージョン2.82で加えられた機能ですので、まだ気のついていない人もいるかもしれません。便利な機能ですので、是非一度トライしてみてください。