Site Network: Home | RAS magazine | RAS_system | Company

RAS page



 

三笠フーズの非食用の事故米穀の不正規流通は、国民の「食の安全」を一番に考えているはずの農林水産省への信頼をゆるがすような大きな問題となっています。消費者にとっては何を信じればよいのか、不安と怒りを覚えるところですが、このメタミドホスという農薬、アフラトキシンというカビ毒、いったいどんなものなのでしょう。

メタミドホスという農薬は「中国餃子事件」で、耳にたこができるほど聞き、決して忘れられない有機リン酸系の殺虫剤ですが、アフラトキシンというカビ毒に関してはあまり知られていないかもしれません。今回は、このアフラトキシンについて少し勉強してみましょう。

アフラトキシンは、最も発癌毒性の高い(ダイオキシンの10倍以上)天然発癌物質とされています。主に肝細胞癌を引き起こす原因物質として知られています。10種類以上のアフラトキシンが発見されていますが、中でもB1と言われるものが最も毒性が強いとされています。熱帯から亜熱帯地域にかけて生息するカビにより生成されるカビ毒です。ピーナッツや米、とうもろこしなどからしばしば検出されます。

詳しくは、下に掲載しましたサイトをご覧になって下さい。

食品安全委員会が「アフラトキシンB1の概要について」という文書をこの9月に出していますので、参考になさってみて下さい。 http://www.fsc.go.jp/emerg/af.pdf

他にも 農林水産省 「食品安全に関するリスクプロファイルシート」 http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/profiles/aflatoxin.pdf

東京都健康安全研究センター 「くらしの健康第8号 特集」一般向けに大変わかりやすく説明されています。 http://www.tokyo-eiken.go.jp/issue/health/08/1-1.html