Site Network: Home | RAS magazine | RAS_system | Company

RAS page





クイズの解答

<第20号>
特定保健用食品として販売する場合に認められている保健の効果の表示として、誤っているものを1つ選びなさい。

(1)「むし歯を治す」表示をした食品
(2)「血圧が高めの方に適する」表示をした食品
(3)「おなかの調子を整える」表示をした食品
(4)「カルシウムの吸収を高める」表示をした食品
(5)「コレステロールを下げる」表示をした食品
正解は(1)です。
特定保健用食品とは、からだの生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の用途に資する旨を表示するもの。 

この問題は「食のテスト委員会」から出題されています。さらに問題をやってみたい方はこちら

<第19号>
各地の鍋料理と都道府県名の組みあわせとして、適当でないものを選びなさい。

(1)石狩鍋---北海道
(2)しょっつる鍋---秋田県
(3)かきの土手鍋---広島県
(4)きりたんぽ鍋---岩手県
(5)ほうとう鍋---山梨県
正解は(4)です。
きりたんぽ鍋は秋田県です

この問題は「食のテスト委員会」から出題されています。さらに問題をやってみたい方はこちら

<第18号>
1960年代に米国の宇宙計画の中で考え出された、安全な食品を製造するための管理手法を何というか、正しいものを選びなさい。

(1)トレーサビリティ
(2)ハサップ
(3)コーデックス
(4)ポジティブリスト
(5)ミールソリューション
正解は(2)のHACCPです。
1.トレーサビリティとは、物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態をいいます。
3.コーデックスとは、国際食品規格の略称です。
4.ポジティブリストとは、「原則としてすべて禁止とするが、認可するものだけを一覧表とする」ことにより規制をおこなうもの。
5.ミールソリューションとは、食事に関連する手間や煩わしさに対する解決策を提示するマーケティング手法。

<第17号>
店頭における生鮮食品の表示で、適当でないものを選びなさい

(1)  若鶏 もも肉(茨城産)
(2)  和牛 もも 薄切り
(3)  マグロ赤身(解凍)インド洋
(4)  キウイフルーツ(ニュージーランド)

正解は(2)
和牛という表現は、牛の種類であり、産地が記されていないので不適当な表示です。
畜産物の国産品については、国産や都道府県名、一般に知られている地名など記載します。(例えば、国産、東京、飛騨など)


<第16号>
サルモネラ菌に感染している患者数は、年間おおよそどのくらいでしょう?

(1) 約30人
(2) 約300人
(3) 約3000人
(4) 約30000人

正解は(3)
平成19年度として、厚労省から公表されている実績数値は、発生件数126件、患者数3603人となっています

<第15号>
日本国内の一般家庭から出される1年間の生ゴミの量はどのくらいになるでしょう?

(1)約1万トン
(2)約10万トン
(3)約100万トン
(4)約1000万トン
正解は(4)
3R Reduse(資源消費削減), Reuse,(資源の再使用) Recycle(資源の再利用)が 対策の基本となっています

<第14号>
次の「カビ」に関する記述の中で誤っているものを1つ選んでください

(1)食品の発酵(しょうゆ・みそなど)はカビを利用したもの
(2)カビは抗生物質(ペニシリン・ストレプトマイシン)を作り出すのに重要な働きをしる
(3)アフラトキシンはアスペルギルスフラバスというカビの作り出すカビ毒
(4)一般にカビ毒は熱に弱いので、加熱調理をすれば害はない
正解は(4)
カビ毒は加熱調理で分解されませんので,カビが生えたものは食べないことが安全です

<第13号>
学校給食についての記述で正しいものはどれでしょうか?

(1)学校給食法は昭和20年に制定された
(2)学校給食は義務教育諸学校の児童・生徒に対して実施される
(3)学校給食の給与栄養量は、厚生労働省が示している
正解は(2)
学校給食法は昭和29年に制定され、給与栄養量は文部科学省が示している

<第12号>
畜産物について、以下のように飼養された場合(かっこ内は飼養月数)、輸入品となるのはどれでしょうか?

(1)A国(8箇月)→B国(7箇月)→国内(12箇月)
(2)A国(14箇月)→B国(6箇月)→国内(10箇月)
(3)A国(12箇月)→国内(18箇月)
正解は(2)
原産地とは生鮮食品を栽培、飼養または生産した地を指します。畜産物などでは、原産地が複数にまたがる場合がありますが、この場合は飼養期間がもっと長い飼養地を原産地として表示することとなっています。

<第11号>
野菜や魚などの生鮮食品には、その生産した(獲れた)地域が表示されていますが、その原産地の表示として次の中から正しいものを選んで下さい

(1)国産の水産物では、漁獲した水域名が表示されている
(2)国産の水産物では、地物と表示するだけでよい
(3)同じ種類の生鮮食品で、複数の原産地のものを混ぜた場合は、その重量割合の一番多いものの原産地のみを記入すればよい
正解は(1)
「地物」と表示するだけでは、原産地の表示としては不適切です。原産地の表示としては、海域名、水揚げ港名、水揚げされた港の都道府県名等を記載する必要があります。複数の原産地のものを混ぜた場合の表示は、その生鮮食品の製品に占める重量割合の多いものから順に記載します。

<第10号>
アレルギー表示が義務づけられているつぎの5品目に関する記述で誤りのあるものを2つ選んで下さい

(1)卵・・・・鶏卵のみではなく、あひるやうずらの卵等、一般的に使用される卵が対象
(2)牛乳・・・・無調整牛乳だけではなく、カルシウム強化乳などの成分調整牛乳、チーズ、ヨーグル ト、粉乳などのいわゆる乳製品全般、山羊や綿羊乳も対象。
(3)小麦・・・・すべての小麦、小麦粉が対象。ただし大麦、ライ麦などは除かれる。
(4)そば・・・・そば、そば粉、そばボーロ、そば饅頭、そばもち、そば粉を含む調味料等が対象。
(5)落花生・・・・ピーナッツ、なんきんまめ、ピーナッツオイル、ピーナッツバター、他のナッツ類も含まれる。
正解は(2)と(5)

(2)の山羊や綿羊乳は除外 (3)の他のナッツ類は対象外

<第9号>
期限表示に関する次の5つの記述の中で正しい物を2つ選んで下さい

(1)消費期限が書かれている商品は、その期限が過ぎたら食べない方がよい
(2)一度開封した加工食品は、表示された期限まではおいしく食べることができる
(3)期限の設定は、食品の種類ごとに国が設定している
(4)すべての加工食品に賞味期限と消費期限の両方の表示が義務付けられている
(5)以前は製造年月日表示が義務付けられていたが、現在はその義務はなく、代わりに「賞味期限」又は 「消費期限」が義務付けられている。
(1)と(5)が正しい
(1) 一方、賞味期限は、おいしく食べることができる期限(best-before)のことを指しており、この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではありません
(2)期限表示は、開封前の期限が表示されていますので、一度開封した食品は、表示されている期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう
(3)食品の情報を正確に把握している製造業者等が科学的、合理的根拠をもって適正に設定しています
(4)期限表示は、加工食品の特性に応じて、消費期限か賞味期限のどちらか1つが表示されます
(5)平成7年4月から、従来の「製造年月日」に代えて「賞味期限」又は「消費期限」の表示が義務付けられています。 なお、製造年月日のみを表示することは認められませんが、必要な期限表示を適切に行った上で、消費者への情報提供として、一括表示の枠外に任意で製造年月日を表示できます。
(農水省のホームページより)


<第8号>
中国製ギョーザ事件の影響で、中国産食品に対する不安が高まっているものの、食料自給率が低く輸入に頼る日本にとって、問題は簡単ではありません。ここでクイズです。47都道府県で食料自給率(カロリーベース)が最も低いのは東京都ですが、その自給率は?(2004年度)
(1)40% (2)25% (3)10% (4)8% (5)1% 
正解は「1%」
農林水産省のデータによると、2番目に低いのは大阪府の2%。反対に一番高いのは北海道の200%で、全国平均は40%となっています。日本の食料自給率は主要な先進国の中で最低の水準なんだそう。 (Yahoo!クリックリサーチより)


<第7号>
「ノロウイルス」の名前の由来は何でしょうか?
(1) 発見者である医師の名前 (2)発見された土地の名前 (3)「奇妙な」というギリシャ語 (4) ウイルスの形 (5)主な症状の特徴 
「発見された土地の名前」ノロウイルスは1968年に米国のオハイオ州ノーウォークの小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者から検出され、その土地の名前をつけて「ノーウォークウイルス」と呼ばれました。その後、2002年に国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました
(Yahoo!クリックリサーチより)


<第6号>
「期限表示」に関する問題です。 「賞味期限」と「消費期限」は、日持ちする食品か、傷みやすい食品かで区別されます。「消費期限」の対象となるのは、製造日から何日以内に消費しなければならない食品でしょう?
(1)1日以内 (2)3日以内  (3)5日以内  (4)7日以内  (5)10日以内
5日以内です。食品に対する信頼が問われている現在、覚えておきたい数字です。


<第5号>
有機農産物に関する記述として、適切でないものはどれでしょう?

① 日本国内では、有機JASマークのついた有機農産物以外は「有機」「オーガニック」と表示してはならない。
② 有機JASマークは、公平な第三者である登録認定機関の認定を受けないと表示することができない。 ③ 有機JASマークがついた有機農産物は、化学合成農薬、化学肥料および土壌改良剤を使用しないで、堆肥などによる土づくりを行った田畑で収穫されたものである。
④ 有機JASマークが付いていなくても、商品名に「有機」という文字があれば有機農産物であると考えてよい。
もちろん④が正解です。むしろ①~③が適切であることをきちんと認識しておく必要がありますね


<第4号>
日本における蕎麦の需要量の内、中国からの輸入が占める割合は、何%くらいでしょう?
おおよそ80%です。中国なくしては、年越しそばもままならない昨今のようです。


<第3号>
BSE問題における、特定危険部位の範囲は、国によって異なることがその論議の対象となりますが、さて、日本における特定危険部位とはどの部分を指すのでしょうか?
舌、頬肉を除く頭部、扁桃、脊髄、脊柱、回腸遠位部



<第2号>
食物アレルギー、日本での有病率は欧米に比べて高い?低い?
低いが正解です。わが国における食物アレルギー有病率調査は諸家の報告より、乳児が5-10%、学童以降が1.3%程度と考えられ、全年齢を通して、わが国では推定1-2%程度の有病率であると考えられる。欧米では、フランスで3-5%、3歳の6%に既往があるとする報告があります。


<創刊号>
遺伝子組み替え食品を最も多く輸入している国はどこでしょう?
日本です。食糧自給率の低さがこんなところにも影響しているようです。